他リフォーム店に断られた外構リフォーム‼

岸和田市箕土路町N様

お客様からのご依頼内容

今回ご依頼いただいたお客様は弊社ホームページをご覧いただきお問い合わせいただきました。ここまでは普通なことですが、お話を聞くにつれお客様が相当思い入れをしていると感じる事案でした。

工事内容はお隣の会社さんが敷地を購入したことにより今まで一般住宅地だったものが

会社事務所になったそうです。

今まではお互い個人所有で境界のブロックなどがなく歩いて入れる状態でも問題がなかったのですが、不特定多数が出入りする会社ということもあり境界ブロックで仕切りたいということが始まりでした。

そこでお客様は工事業者を探していく準備をしたようです。

と言うのも弊社にお問い合わせいただいたのは他社さんから2件目になります。

ここまではまた同じ普通なことですが、1件目のリフォーム店に現地調査をしてもらった際、境界ブロックをする工事は難しいと断られたということでした。

(※原因は埋まっている下水配管が敷地境界と近接しているため新設ブロックが埋設配管に当たるので設置出来ないため)

ご主人様単身赴任中で奥様が立ち会われたのですがご主人にお伝えしたところ納得ができず、自分で別方法がないか思案に思案を重ねていたようです。

お客さんは素人ですが自分なりに方法を模索したのち単身赴任先から弊社に

「こういう方法ではできないですか?」とお問い合わせをいただきました。

私も現地を確認するまでは分かりませんので現地確認後の判断にはなることをお伝えし

現地でお客様が希望していた方法が可能かなど調査をしました。

奥様が立ち会ったのですが奥様的には1件目で無理だと断られているのでほぼあきらめムードでお話をされているようでした。

境界の寸法や下水配管を確認したら普通の工事では無理なのは確認できました。

色々難しいことが絡まっていましたが悩んだ末、方法が見つかりました。

そこでお客様が考えた方法より弊社が考えた別案で安価に工事ができますと返事をさせて頂き工事決定していただいた次第になります。

施工開始前状況

左外壁より30㎝程度しか境界までの距離はありません。

お隣の会社様の単車などが敷地ぎりぎりにあり、どこが境界か分かりません。

お隣さんの作業用の木材も近くに設置されています。

埋設配管が見えている桝ではぎりぎりブロックには当たりませんが、その下(埋設部)は

まだ手前に来ているのでそこがブロックの埋設させる部分に数㎝当たります。

お客様宅は2階がLDK及び水回り関係があり、1階はトイレのみで、外壁で下りている配管は生活用雑排になります。

ちなみに工事期間中は2階部分の水回りは使用できません。

前の花壇とお隣さんのコンクリート部分が境界部分になります。鉄板で隠れた側溝部分に境界ポイントが付けられています。

前面の花壇も境界ブロックを設置する際に撤去し古いポストも新しくします。

施工中状況

工事方法は・・・先ず、すべての配管を切り飛ばして埋設配管を撤去します。

ガス管も一度取り外します

水は外部水栓から分岐させて仮設水洗トイレで数日生活してもらい、キッチンなどの食洗は下で戦時中のような家事をしてもらいました。

ブロック用に掘削をしコンクリート工事をします。

型枠内側が境界になります。

この先どうなっていくのか楽しみです

コンクリートが乾いたのでブロック工事のスタートです

境界が狭いので作業などにお隣様に入ることが必然でしたが、お隣会社様のご厚意により一時資材の仮置きなど甘えさせていただきました。

ブロック設置も無事終了!

機能門柱も設置していきます

立水栓と機能門柱を集約させました

ブロックと建物外壁部分の隙間はこれくらい、かなり狭いです。

ここから弊社提案の工事方法を施工していきます。

先ずはガス管を戻します

メッシュ筋も設置しています。狭小部分も掃除などやりにくいのでコンクリートで固めます。

下水配管をする前にコンクリート打設の準備をします。

配管を埋めずコンクリートを打設していきます。

1階部分のトイレに関しても便器交換が必須になります。

理由は…

排水管を下抜きから横抜きに変えるためです。

この工事ができたからこそ境界ブロックが可能になったと言っても過言ではありません。

下抜き配管の場合、外部の下水配管は埋設配管でしか対応できません。

横抜きに変更したことで外部配管の位置を変更できるのです。

ここが他社さんが検討できなかったところです。

これを提案できないので断るしか方法がないのです。

そこがお客さんには見えてこないスキル及び経験の差なのです。

コンクリートがキレイに打設できたのでこれから下水配管です。

普通ではありえない工事ですが大阪市内などの狭小地内ではよくやる工法です

埋設配管でもこういう風に納められそうですが形状が違うので出来ないんです

一番奥に見えているのが1階トイレの配管になります。

この配管が壁抜きできたのと、2階部分が上から下りてきていてその他の配管がそれ以外になかったので実現できた工法です。

少しでも配管を見た目よくするために外壁と同じ色で塗装をします

キレイに納まっています。

最後はフェンスを設置して完了します。

施工完了状況

キレイに仕上がりました

配管もあまり気になりません

工事担当より

今回工事は出来てしまえばなんてことない境界ブロック及びフェンス設置工事でした。

ただ、このいきさつはこういう風に詳細説明がないと、どこのリフォーム店でも同じでしょと言うことになります。お客さんはかなり模索をし熟考を重ね弊社が得意としている

さらにホームページ上でも謳っている他社さんにこんなリフォームは出来ないや難しいなどと断られた人は解決できる方法がありますに藁にも縋る思いで連絡してもらえたこと

そこで解決できたことを本当にうれしく思っています。

ホームぺージで弊社が特に伝えたいことは本当にスキルがあるのかどうか会社規模だけでは測れないということなんです。なので数社に見せてその提案が本当にあなたのためになっているのか可能なのかを見極めてほしいと思います。

今回工事はこれで完了しましたがこれは1期目で数か月後には2期目の2階部分水回りのリフォームもご予約いただきました。

外部の工事が少しでも安価にできたおかげで2階部分も目途が立ったとのことで

しかも信用も頂き本当に良かったと思います。

水回りが使用できなかった期間はご迷惑をおかけしましたがキレイに納まりましたので

本当によっかったです。それでは2期目の工事も宜しくお願いします。

通学路に潜む危険予防の外構リフォーム!!

泉佐野市鶴原N様

お客様からのご依頼内容

今回ご依頼いただいたN様はお住まいが小学校の通学路に面していました。

昨今の地震によるブロック倒壊での痛ましい事故などがあり

公共機関から塀を軽量な仕様に変更することへの

補助金通知が送られてきたこともあり、もしものためにご依頼いただきました。

施工前状況

奥に見えるのが学校で通学路になっています。ブロックが7段(1m40㎝)上まで積まれて

います。さらにブロックの基礎部分が道路より60㎝ほど上がっているので

道路面からの見た目は2m程度の見た目になり、地震が来たら倒壊する恐れがありました。

お隣様とのブロックも不安定なため同時に積みなおします。

内側からの見た目です。

施工中状況

まずはブロック撤去からスタートです。

お隣さんの箇所も撤去していきます。

ブロックを撤去した後、見えている鉄筋も切って新たな鉄筋を打ち込みます。

新たな鉄筋を打ち込んでいます。

施工完了状況

目隠しフェンスを取り付けて完了です。

これで地震が来ても安心ですね。