泉南市男里Y様
お客様からのご依頼内容
今回ご依頼いただいたお客様はホームページをご覧いただき
お問い合わせをいただきました。
お客様はこのマンションを中古で購入されたようです。
新築時は畳の間であったはずの部屋が購入時には無垢フローリングを張り
洋間となっていたようです。そのこともあってリビングとは敷居部分で
段差になっており、小さなお子様がいるので足を引っ掛けて
転んでしまうとの事でした。洋間にはクッション材を敷いていましたが
それでも足の引っ掛かりが解消されているわけではないので
その辺りを解消したいとのご希望でした。
床の土間状況は捲ってしまわないと分からないのでその辺りを説明させていただき
弊社で工事を手配させていただくことになりました。
施工前状況
床にクッション材を敷いています。
リビング部分との取り合いは4㎝程段差になっています。
敷物を取り外すと無垢フローリングになっています。
この時点で私的には少し疑問がありました。
その疑問点というのは、この建物はマンションになります。
マンションと言うのは共用部分が多岐にわたってありますので床材の取り扱いは
L45と言って遮音用のマンションフロアーを敷くのが条件となっています。
無垢材は基本そういうものがないのでその下にL45のクッション同等になる
敷物などをして無垢フロアーを張るのが絶対条件です。
ただ表面から見えないのでこの辺りは捲ってからでないと分からない状況です。
このガラス建具も撤去していきます。
施工中状況
まずは養生からです。下に養生材を敷いて解体をするので運び出しのために
もう一枚クッション材を上から敷いています。こうすることによって上のクッション材をめくれば下の養生材がキレイに保たれますので掃除の観点からの有用です。
リビングなど触らない箇所との間仕切りにはマスカーで養生をして
埃が行かないようにしていきます。
どんどん捲って下地まで出しましたが、よく見てください。
どこにもL45に代わるクッション材は敷き詰められていません。
ありえません(◞‸◟)
お客さんにもお引き渡し時に話しました。
「階下のお客様に音が響いていた可能性があります。ただ不幸中の幸いに
お客様自身がクッション材を敷いてもらっていたのでかなり軽減されているかとは思います。」とお伝えさせていただきました。
マンションの工事をする際には規約というものをマンション管理事務所から渡され
サインをし理事会に提出をするという流れがあるのに虚偽の申請をして工事をしていたのだと思います。
床下の土間部分も色が変わっているように見えますが、これは土間がデコボコだったので急遽土間レベラーを流してある程度の水平にしていった後の様子になります。
建具が付いていたところは撤去するので今回はリビングとの一体感も含め
垂れ壁を取れるところまで撤去していきます。
それぞれツヅクリをしていきます。
今回の床材は永大産業のL45ダイレクトエクセルというコスパの良いフローリング
を採用させていただきました。
既存リビングフロアーとの取り合いは見切り材を入れていきます。
次はクロス工事です
クロスを張っていく流れを見ているとどんどんキレイになるので
見ていて気持ちがいいです。
施工完了状況
床見切りもついてキレイに納まりました。
工事担当より
今回も無事工事が終わりました。途中土間のでこぼこなどで時間制限がある中
なんとか納まったのでよかったです。
工程もきっちり予定通りでした。
やはりマンションは時間の制約、曜日などの制約、いろいろな制約があるので
施工はやりにくいですが、お客様が最後に凄く良くなってうれしいと
お褒めの言葉も頂いたのですべてが報われました。
当初からリフォームに対して無知だということでアドバイスを求めていただき
良いリフォームができましたので本当に良かったです。
今後とも末永く宜しくお願いいたします。
今回はありがとうございました。